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レッスン備忘録#2 指をたてて弾く?寝かせて弾く?

こんにちはソマリカです。

 

2021年8月から私がレッスンを再開して、今までしらなかったことをいくつも指導していただきました。

それらを忘れないようにレッスン備忘録としてブログに残そうと思います。

 

レッスン備忘録#1はこちら

 

今回は指の形です。

指の形で記憶があるのは私が子供の頃習ったように手のひらを丸くして卵をもつような感じで丸めるようにということです。指も伸びすぎずに各関節で軽く曲がるような感じです。

今でもそのように習うんですかね??

 

私はずっとこのように弾くのが唯一絶対の弾き方だと思っていました。

 

しかしレッスンを受けていくとそれだけでは多様な表情の表現にはならないのだということを痛感しました。

 

指の角度でピアノの音色がかわる!?

例えば少し手首を下げて指を寝かせて指の腹で鍵盤を押すように弾くと、音が少し柔らかくなります。

甘いメロディーラインなどはこのようにしたほうが、聴いていて心地よいのだということがわかりました。

一方で逆に少し手首をあげて、指先を鍵盤につけて真上から指を落として弾くと音が硬くなります。これはこれでしっかりとした音で弾くにははっきりした音がでてよいです。

 

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私はこんなこと考えたこともなかったので、例えば左手アルペジオがあったとして、あまり指を寝かせるか?たたせるか?意識せずにひいていると、一つのフレーズの中で弾きやすさだけで、指がたったり、寝たりします。

そうすると一つのアルペジオのフレーズなのに、柔らかい音と硬い音がまざってしまって、心地よい音質にはならなかったのです。

それをきちんとすべて寝かせてひけるようにするといった練習こそが、基礎練習であり、曲の中で部分練習が必要なことなんだということを、40過ぎてはじめてわかりました。

 

ここでも指を寝かしたり、立てたりを自由にするのは手首の使い方次第。

やはり手首は重要なんだなぁと思います。

 

レッスン備忘録#3