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大人ピアノの練習時間はどう確保する?40代社会人が難曲を仕上げる効率的な上達のコツ

こんにちは、ソマリカです。

「大人になってからピアノを再開したけれど、とにかく練習時間がない!」 「難しい曲に挑戦したいのに、仕事が忙しくて全然進まない……」 そんな悩みを抱えていませんか?

仕事や家事に追われる社会人にとって、毎日決まったピアノの時間を確保するのは至難の業ですよね。私自身も42歳でピアノを再開し、現在はラヴェルの「水の戯れ」やリストの「ため息」といった難曲に挑戦していますが、日々いかにして練習時間を捻出するか悪戦苦闘しています。

この記事では、忙しい社会人でも無理なくピアノを続けられる「練習時間の確保術」と、短い時間でもしっかり曲を仕上げるための「効率的な練習のコツ」を、私の実体験を交えてご紹介します。

なぜ社会人のピアノは「練習時間の確保」が難しいのか?

子どもの頃のように「学校から帰ったらピアノを弾く」というルーティンが組めないのが、大人ピアノの最大の壁です。

残業で帰りが遅くなったり、帰宅後は家事や育児に追われたり。やっと自分の時間ができたと思っても、今度は「疲れ果ててピアノに向かう気力がない」「夜遅くて音が出せない(ご近所迷惑になる)」といった物理的・体力的なハードルが立ちはだかります。

「今日も練習できなかった……」と自己嫌悪に陥ってしまうことも少なくありませんが、まずは「大人は毎日たっぷり練習できなくて当たり前」と割り切ることが、長く楽しく続けるための第一歩です。

42歳から再開した私のリアルな練習スケジュール

「じゃあ、実際にどうやって時間を確保しているの?」という疑問にお答えするために、働きながら子育てをしている私の、リアルな練習スケジュールをご紹介します。

平日の練習:出社前の「朝活30分」を死守

私の平日のメイン練習時間は、ズバリ朝出社前の30分です。 夜は残業で帰りが遅くなることも多く、疲労でピアノに向かえない日もあります。だからこそ、誰にも邪魔されない朝の時間を有効活用しています。

もし帰りが早く、少し余裕がある日は、夜も電子ピアノにヘッドホンをつなげて、家族やご近所の邪魔にならないよう30分ほど練習します。ただ、これも現実的には週に2回もできればいいほうです。「平日は朝の30分だけでも弾けたら合格!」と自分の中でハードルを下げておくことが、挫折しないコツかもしれません。

休日の練習:子どもの用事の「スキマ時間」を縫う

「休日はたっぷり練習できる!」と思いきや、子育て世代の週末はそう甘くありません。休日は基本的に、子どもの用事の合間を縫ってピアノの時間を捻出しています。

運よくまとまった時間が取れる日は、1時間〜1時間半ほどガッツリと練習します。しかし、そうはいかない日も多いため、そんな時は20分〜30分単位の「細切れ」で練習しています。実はこの細切れ練習、ダラダラ弾き続けるよりも集中力がキープできるので、難曲の部分練習などには非常に効果的だと感じています。

短時間でも効率よく上達する!具体的な練習のコツ3選

平日は朝の30分、休日はスキマ時間の細切れ練習。そんな限られた時間の中で、ラヴェルやリストのような難曲を仕上げるためには「効率」が命です。

コツ①:スキマ時間は「耳の練習」!通勤中にAmazon Musicを活用

「ピアノに向かっていない時間に楽譜を読む(机上での譜読み)」というのも理想的ですが、忙しい社会人にはその時間すら取るのが難しいのが現実です。そこで私がおすすめしたいのは、通勤時間などを利用した「耳の練習」です。

私の場合、通勤中に「Amazon Music」を使い、自分が今練習している曲の様々なピアニストの音源を聴き込んでいます。「プロはここをどう表現しているのか」「どんなテンポ感で弾いているのか」を耳からインプットしておくことで、いざ鍵盤に向かったときの表現づくりが圧倒的にスムーズになります。

コツ②:通し練習はNG!「部分練習」+「ゆっくり」の徹底

1回の練習時間が20〜30分しかない場合、曲を最初から最後まで通して弾いていると、あっという間に時間が終わってしまいます。

限られた時間では、「今日弾けない箇所」だけをピンポイントで取り出す部分練習を徹底します。このとき、「ゆっくり丁寧に弾く練習」を必ず加えるのがポイントです。難曲になればなるほど、焦って速く弾こうとすると指の変なクセがついてしまいます。ゆっくりと丁寧に指に覚え込ませることが、結局は一番の近道になります。

コツ③:目標は細かくしすぎない!負担を減らす「ゆるいテーマ設定」

短い練習時間を活かすために目標を持つことは大切ですが、「細かく設定しすぎないこと」も長く続けるための重要なコツです。

「今日はこの2小節を完璧にする!」と意気込みすぎると、達成できなかった時にプレッシャーになってしまいます。私の場合、「今週は、この指がうまく動かないところを重点的にやろうかな」くらいの、少しゆるいテーマを持つようにしています。このくらいの心の余裕が、忙しい社会人にはちょうどいいのです。

モチベーションを維持して「練習を習慣化」する方法

モチベーションに頼らず、練習を日常の「習慣」にしてしまうのが一番です。私自身は、「だいたい毎日15分はピアノの前に座る」というマイルールを持っています。

とはいえ、どうしても気分が乗らない日もありますよね。そんな時は、「とりあえず5分だけでもいいや」と自分を許してあげてください。たった5分でも、鍵盤に触れるだけで「今日もピアノに触れた」という安心感につながり、ゼロにするよりもはるかに上達と継続の助けになります。

まとめ:大人ピアノは「細く長く」楽しもう

社会人がピアノの練習時間を確保するのは本当に大変です。私も「もっと時間が欲しい!」と何度も思いながら、日々スキマ時間を見つけてはピアノに向かっています。

でも、ふと周りを見渡せば、同じように忙しい毎日の中で、時間をやりくりしてピアノを楽しんでいる仲間がたくさんいます。この記事が、「自分だけじゃないんだ、他の人もこうやって頑張っているんだな」と、皆さんの励みになればこれほどうれしいことはありません。

大人の特権は「誰かに急かされることなく、自分のペースで楽しめること」。練習時間が取れない日があっても落ち込まず、朝の30分や週末の細切れ時間を大切にしながら、ぜひ一緒に「細く長く」ピアノのある生活を楽しんでいきましょう!