「何故子供にピアノを習わせたのか?」
ご家庭によってさまざまな理由があるとおもいます。私は自分に子供ができたらピアノを習わせたいなってずっと思っていました。
男の子ならなおさらやらせたかった。
一つには私が3歳から18歳まで習っていてよかったと思っているからです。
とはいえ私も子供の時は毎日の練習が嫌で、しかも小学生高学年ぐらいになるとなんとなく男の子でピアノを習っているというのが恥ずかしい時期もあり、辞めたいと思ったことは多々あります。
大人になってピアノを習っていたからといって特になにか実用的な役に立ったという経験はありません。
その時間を部活の時間を割いたり(ちなみに小4から高3までずっとバスケしてましたが、週に1度レッスンで部活を早退してました。)、家でのピアノ練習の時間を塾や自宅での学習時間にあてたほうが、将来にわたって利益があったかもしれません。
それでもピアノが弾けるっていうことが大人になった自分には満足という価値を与えてくれてるなと感じるのです。これは私の一つの財産だとおもいます。
だからこそ子供にもそういった一生の財産を残してあげたいということが、習わせようと考えた1番の理由です。
それにピアノ自体が何か役に立つというよりも、その過程はあらゆることに通じていたと思います。
一つは毎日練習すること。
コツコツ努力を重ね続けることを3歳からずっと続けてきたことによって、学年が進んで勉強など毎日集中して取り組むことに抵抗はなかったです。こういう習慣はいいと思います。
あとやはり指を常に動かすことは脳を活性化していると思いますしね。
発表会では人前にたつ度胸もつきますし。
そういった部分が影響してか、私は勉強の成績が悪いということもなく、国内でも有名な国立の大学に進学させてもらいました。ピアノを習っていたこととの因果関係ははっきりとはいえませんが。
文字にするとそんなことが子供に習わせた理由だと思います。
本当はもっと感覚的にやらせたいなぁってぐらいですが。
あとはなんとか続けてもらいたいです。
まず普通の子なら小学生になったぐらいで嫌になる時がくるし、練習をしたくない時がくると思います。
だから私は毎日ピアノを練習しています。再開したきっかけでもあります。
パパが毎日練習しているのを見てたらピアノの練習は生活の一部なんだと思ってくれないだろうかと。
がんばればこんな曲やあんな曲が弾けるんだっていうことを伝えたい。
そしてある時期を超えるともう大丈夫だと確信しています。私も中学に入ると、辞めたいとは全く思わなくなりました。(まぁ練習はそんなに好きではありませんでしたが)そのきっかけはショパンですね。
ショパンの曲に出会い弾けるようになると、今まで全然面白くなかったピアノがすごく楽しくて。
だからそういうのをみつけられるようになるまで子供にはなんとか辞めずに続けさせたいな。
ダラダラと書いてしまいましたが、もしこの文を最後まで読んでいただいたとしたら本当に稚拙な文章で申し訳ないし、ありがとうございます。
今日はそんな思いをかきとめたい日でした。
今日の練習
革命10分
幻想即興曲15分
英雄 45分