こんにちはソマリカです。
先日子供の発表会が無事終わりました。どのお子さんも一年で成長してるなって実感しました。もちろんうちの子も。やはりコンクールに挑戦してから音の出し方とかだいぶ変わったなと感じました。
結構新しい参加者も増えていて、うちの下の娘もそうですが、それもとても微笑ましいなと思って見ていました。相変わらず先生一人でこれだけの生徒さん見てるのはパワーあるなとも思います。
ただ一方で見なくなったお子さんもいらっしゃいます。今回で我が家は3回目の参加ですが、毎年だいたい1番多いのは小学校1年から3年生ぐらいの子かと思います。先生の発表会ですと20人近く発表されるのですが、12-3人ぐらいまでは小学校低学年かなって感じです。
高学年も少ないけど、中学生以上かなと思われるお子さんは1名だけですし。
今の小学生は忙しい
何よりこれだと思います。今の小学生はほんと忙しい。地域にもよるでしょうが、ピアノをされるご家庭というのはある程度教育にも熱心さはあるような気がします。
うちの子も2年生ですがほぼ毎日のように塾とか習い事とか通っています。
ましてや高学年にもなると塾の占める割合が増えるのでしょう。ピアノって毎日練習しなければいけないけど、その時間をどう捻出するかが難しかなってきます。ご近所のお子さんも4年生になって、ピアノをやめるかどうかを悩まれています。
とにかく今から30-35年ほど前の私の子供の頃とは子供の忙しさが違うからどうしてもそこでピアノをやめてしまう子も多いのだとおもいます。
ピアノが弾けるようになるのは中学生ぐらいから
もちろん個人差はあるということを前提で書きますが、幼少期からピアノを初めて中学生前後ぐらいから弾ける曲がぐんと増えると思います。それまでは練習曲ばかりで少し面白みのかける曲だったのが、私の場合はベートーヴェンのソナタをはじめたぐらいから曲自体が聴いても弾いても楽しい曲に変わってきました。
ベートーヴェンのソナタを弾き始める頃には名曲と呼ばれるような有名な曲に十分な力がついてくる頃あいで、発表会の曲も有名な弾きごたえのある曲が増えてきます。
また中学生ぐらいにもなると曲の表現力にも変化があらわれてきます。ショパンなど表現力を問われるような曲を弾いても十分表現できるようになってくるので、ますますピアノが楽しくなってくる頃合いだと思います。
練習時間が短くても少しずつ上達する
以前も書いたことがありますが、私は決して幼少期ピアノが好きで練習をたくさんするような子供ではありませんでした。日々の練習も決められた回数だけこなすだけの生徒でした。
そしてピアノの才能もあるわけではないと思います。それでも毎日コツコツ小さい進歩でしたが続けると中学生に上がるぐらいにはソナチネからソナタアルバムへと変わっていきました。私は塾には通っていなかってけれど、ずっと運動部に所属して、小学生の時も平日は毎日6時ごろ帰宅でした。そこからピアノの練習時間は30分もやっていなかったと思います。
小学校ぐらいまでは練習もいやでしたが、徐々に曲が華やかになっていくのに従い練習も嫌ではなくなってきました。(かといって何時間も練習するような子供ではありませんでしたが)こんな私でも中学・高校ではショパンとか弾かせてもらえるようになっていくんですから、長く続けることの重要性を感じます。
小学生でやめてしまうのはもったいない
つまりはこういうことです。小学生でやめてしまってはどんなに他の子よりも先にすすんでいたとしても、そんな差はごくわずかで、やはり長く続けていく方が、ピアノを弾けると自信をもっていえるぐらいになると思います。
忙しければ、練習時間を短くしたらいいし、レッスンの回数も減らしたらいいと思います。それでもぜひやめずに中学・高校と続けさせてあげたほうがいいなと私は自分の経験から思います。
自分の子供にもできれば忙しくても細くてもいいから続けさせてあげたいし、続けて欲しいなと思います。