こんにちはソマリカです。
ピアノを再開してまもなく3年になろうかというぐらいで、この3年で自分の中ではチャレンジを意識して曲を弾いてきました。
一曲にかかる時間も半年〜1年ぐらいかかっています。
音楽的に弾くとは?
ただたまにネットやSNSを見ていると、「ある曲を弾けるようになるにはどのぐらいかかりますか?」とか「この曲の難易度はどのぐらいですか?」みたいな質問に
「音楽的に弾けるようになるには難しいです」
みたいな回答を見かけることがよくあります。みなさんもそういった内容を目にされたことありませんか?
そこでよく思うわけです。
「音楽的に弾けるって何?」
私はプロではありませんし、単に趣味で嗜む程度だからわからないのかもしれません。
でも例えば水泳をやっていて、クロールができるようになるには?という質問に「運動的には泳げるようになるには…」とはあまりつけないと思います。25m完泳できればそれは泳げるというでしょう。
なぜピアノを弾かれる方にはそういった言い方をされる方もいらっしゃるのか疑問です。
子供の頃ピアノを習っていた頃は先生に○がもらえたら合格で、弾けたとしてましたが独学で練習しているとどこまで弾けるようになったらその曲を弾けると言っていいんだろうかとふと思います。
ノーミスで弾けたら弾けると言っていい?
逆に間違いがあるうちは弾けると言えないとなると大変です。私弾ける曲無くなっちゃいます。(っていうか本当はないのかもしれません)
私個人としては自分が納得できればそれで「弾ける」としていいのではないかと。だから私は誰かに何か言われようと「弾ける」と言うと思います。
ただそれともっと上手く弾けるようになりたいと思うのとは私の中では全く別次元の話です。
私の職場の職人の話
私の職場にも職人な方が多くいらっしゃいます。(音楽ではありませんが)
そういった職人のかたは今の技術を身につけるのにとてつもない努力をされているし、とても細かいところまで意識してプロとしての誇りを持ってられます。
ただ一部の方はその部分が過剰となり、自分ができて他人ができていない部分を見下されます。私のような素人から見るとどちらにも差はないように思うのですが、そこに至る経緯などを考えると同じと見られることはその方にとってはアイデンティティに関わる問題なのだと思います。
ただその方も日本で1番とかそういうわけでもないので、さらに熟練された人から見たら差はあるんですよね。それってどこに基準を置くかだけかと。
そして身もふたもないことを言えば、周りからみた影響力で言えば正直差がないというのもあります。
そこに差があればそれは違うということだと思います。
正直この「音楽的に」という言葉も同じだと思います。どこに基準を置いているかだけの違いではないかと。
ピアノの難易度を考える
なので、私が曲の難易度を考える時は私の弾けるという基準(主観)で考えています。
その方が現実的だと考えているからです。
もしかしたらもっと一曲を突き詰めていくと難しさは変わるかもしれません。でもそうではない方も多くいらっしゃると思うし、そういう方には私の主観の方が伝わりやすいかな(あくまで一意見として参考程度にしていただければ)と思っています。
独学でやっていると次どの曲に挑戦しようか?と考えた時に目安があったほうがいいですからね。聞いているだけだと簡単にそうに見えても結構難しいとか、逆に難しそうに聞こえるけど弾いてみると意外と弾きやすいとかあったりしますしね。
ピアノ難易度 カテゴリーの記事一覧 - 42歳からのピアノ再開!現在高難易度リストの「ラ・カンパネラ」に挑戦 〜ソマリカのピアノ練習記
結局曲が弾けるってどういうことか?
結論をだしてもあまり意味のないことだと思いますが、私としては自分が納得できたらいいんじゃないでしょうか?ピアノを弾くモチベーションはひとそれぞれだと思いますが、モチベーションごとにその人の基準は違っていいんだと思います。
ただより基礎を積んで、しっかり練習したほうが1曲の仕上がりが違うことは間違いないので、自分の思うような仕上がりにならない場合は、もう一度基本に戻って地道に練習してから再度挑戦すると以前とは全然違う仕上がりになると思います。
それはそれでとても気持ちがいいです。