こんにちはソマリカです。
私がピアノを再開して最初に挑戦した曲がショパンのエチュードOp.10-12「革命」のエチュードでした。
この曲は子供の頃習っていた最後に発表会で弾いた曲でもあります。
すごく思い出深い曲です。
しかしそこから20年以上ピアノを弾いていなかったので、とても苦労しました。
ショパンのエチュードの中でも多くの方が挑戦する曲かと思いますし、有名な曲なので挑戦してみようという方も多いかと思います。
そこで挑戦してみようというかたの参考になればと思い、どのぐらい難しいのかをブログに残そうと思います。
ショパン エチュードOp.10-12「革命」
ショパンの革命のエチュードは右手で非常に力強いメロディーと左手は常に速いパッセージで弾き続ける練習曲です。
この曲で難しいのはなにより左手です。
常に動き続け、しかもテンポも速い。
上達するには繰り返し指が動く様になるまで練習するしかありません。
革命という名はショパンの祖国ポーランドがロシアの侵攻に対して蜂起した(革命)の感情を曲にしたという話からそう呼ばれている様ですが、その名の通り冒頭の左手の音階でくだってくる部分やアルペジオで上下を繰り返す部分など激しさを感じさせます。
曲自体は練習曲なので非常に短く、2分半〜3分程度でしょうか。
難所
私は28小節目あたりからの中間部が特に苦手です。
左手の踏み外しが多くなる。
ここを過ぎるとラストは前半と似たフレーズになります。(手数が前半よりも増えますが)
私の完成度
再開したばかりでしたが、ここまで仕上げました。
まだこのころは今の先生についてもいず、独学でやっていました。
革命のエチュードの難易度は?
全音のピアノピースでは難易度はF(上級上)に分類されています。
難易度Fは他には英雄ポロネーズや木枯らしのエチュードなども含まれます。
確かに難しい曲だと思いますが、私の所感では10段階中★7ぐらいかと思います。
英雄ポロネーズやベートーヴェンのワルトシュタインよりは簡単だと思いますし、全音ピアノピースでは難易度Eの「幻想即興曲」と比べても同じぐらいか、個人的には革命のほうが弾きやすいと感じるぐらいです。
私が他にもおなじように★7ぐらいだと思うのは同じくショパンのエチュード「大洋」とか「幻想即興曲」とかも同じぐらいかと感じています。
確かに難しい曲ですが、左手だけゆっくりと練習からはじめていけば、なんとかなるような気がしますので、そんな主観です。
ピアノを何年ぐらい練習したら革命のエチュードが弾ける様になるのか?
個人差はもちろんあるかと思いますが、10年前後ではないでしょうか?
幼少期からピアノをやっている子供なら中学生〜高校生ぐらいで弾かれるかたが多い気がします。
私はあまり真剣に取り組んでいたわけではありませんが、高校2年生の最後の発表会は革命を弾いたと記憶しています。(たぶん遅いほうですし、かなり背伸びしてこの曲を選んだ気がします。)
ベートーヴェンソナタやショパンエチュードを数曲やられているかたなら十分弾けると思います。
他の曲の難易度は?
ちなみに他にも私が再開して弾いた曲の難易度を10段階評価で記載すると
英雄ポロネーズ ★★★★★★★★★☆
スケルツォ2番 ★★★★★★★★☆☆
ラカンパネラ ★★★★★★★★☆☆
ワルトシュタイン1楽章★★★★★★★★☆☆
大洋のエチュード ★★★★★★★☆☆☆
幻想即興曲 ★★★★★★★☆☆☆
革命エチュード ★★★★★★★☆☆☆
テンペスト1楽章 ★★★★★★☆☆☆☆
鐘 ★★★★★☆☆☆☆☆
ノクターン1番 ★★★★★☆☆☆☆☆
ノクターン2番 ★★★★★☆☆☆☆☆
ノクターン15番 ★★★★★☆☆☆☆☆
ショパンワルツ3番 ★★★★☆☆☆☆☆☆
のような感じです。
何かの参考になれば幸いです。
まとめ
ショパンのエチュードの中でも有名で人気のある「革命」ですが、左手さえなんとかなれば十分弾ける曲だと思います。
弾いてみようと悩んでいる方はまずは左手をゆっくりからはじめてみませんか?
始めようと思っている方に少しでも役に立てれば幸いです。