こんにちはソマリカです。
ショパンのポロネーズ6番 英雄ポロネーズって人気ですよね。
聞いたことあるのはもとより、ピアノを習っているかたで多くの方が一度はこの曲を弾いてみたいとおもうのではないでしょうか?
私も高校のときにこの曲を弾いてみたいと思いましたが、当時の先生にまだ早いといわれてしまいあきらめていました。
それもあって大人になって再開するときにこの曲を目標にはじめました。
でも実際どのぐらい難しいんでしょうか?そんな疑問をお持ちの方もおおいと思いますので、私の取り組んだ経験から感じたことをブログに残そうと思います。これが独学で英雄ポロネーズに挑戦しようとされる他のだれかの参考になれたら幸いです。
ショパン ポロネーズ6番「英雄ポロネーズ」の難易度
全音のピアノピースを最初に調べました。
全音ピアノピースの難易度はFランク(最高ランク)です。
一部の曲ではこのランキングに??というのもありますが、英雄ポロネーズは間違いなく上級者向けの曲です。
私の完成度
私の演奏の完成度は現在このぐらいです。
英雄ポロネーズの難易度 10段階評価
私の個人的な私感ですが、10段階評価で
英雄ポロネーズ ★★★★★★★★★☆
と★9です。
私の技量基準ではありますが、10段階評価の基準は
(10:弾けるようになる気がしない
7-9:上級曲
9:なんとか最後まで弾き通すことはできるが、時間をかけても限界がある
7:難しいが、半年ぐらい時間をかければそこそこまで弾けるようになる
4-6:中級曲
6:3ヶ月ぐらいである程度曲が完成する
4:1ヶ月ぐらいである程度曲が完成する
1-3:初級曲
3:2~3週間である程度曲が完成する
2:2~3回程度とおせばほぼ初見でも弾ける)
こんな感じです。(将来のために★10はのこしてます。私が弾けない曲想定)
つまり私が現在弾ける(といってよいのか?)曲の中では最上級に難しいです。
ちなみに他にも再開して弾いた曲の難易度を10段階評価で記載すると
スケルツォ2番 ★★★★★★★★☆☆
幻想即興曲 ★★★★★★★☆☆☆
革命エチュード ★★★★★★★☆☆☆
ノクターン1番 ★★★★★☆☆☆☆☆
ノクターン2番 ★★★★★☆☆☆☆☆
ノクターン15番 ★★★★★☆☆☆☆☆
のような感じです。
英雄ポロネーズの難所
この曲が難しいのは、やはり1曲の中で多くの技術が必要とされることだと思います。
そのひとつひとつの技術が高くないと弾ききることが難しいと思います。
この曲の難所のひとつは途中にでてくる左でオクターブの連打になると思います。
正直私はできないので苦労しています。
脱力が必要らしいのですが、なかなか思うようには弾けません。
そして実はこの曲で一番難しい部分なんじゃないかと私が思うのは冒頭部分
そんなに譜読み自体が難しいパートではないものの、どう弾いたら曲になるのかがよくわからない。ここが今でも一番苦労しています。そして単に弾くだけでも難しいのが
特に9小節目、13小節目は指遣いが難しい。
そして主旋律、最も有名なフレーズ。1回目と2回目~4回目で多少異なるものの、計4回出現する。当然ここがうまくひけなければ全体の印象はよくならないのでここの精度が全体の出来を左右してしまう。。。
どのぐらい練習したら英雄ポロネーズって弾けるようになるのか?
正直ピアノを始めて間もない方が弾くのは難しいと思います。
もちろん才能が豊かな方や努力が苦にならないような方はいらっしゃるので、すぐに弾ける人もいると思いますが、やはり普通に練習していた自分のような人なら10年以上は経験が必要かと思います。
ショパンのエチュードを数曲やられる方なら十分に対応できると思います。
他の曲のわたしの私感
ショパン ノクターンの難易度
ショパン 革命エチュード・幻想即興曲・英雄ポロネーズの難易度
ショパン スケルツォ2番の難易度
やりたい曲に挑戦するのがピアノ再開のいいところですね。
でも独学だと自分にとってその曲が難しすぎるかどうかがわかりにくいですよね。
自分もそうでしたし。だからこそ曲の難易度ってきになるし、そういう悩みに少しでも届けばうれしいです。