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ピアノの再開には、独学か?レッスンか?そのメリット・デメリット

こんにちはソマリカです。

最近twitterをはじめましたが、結構ピアノを大人になってから再開されているかた多いんですね。

自分と同じように40過ぎてから再開されている方のツイートやブログを読むと非常に励みになります。そんな中で結構レッスンを受け直している人が多いんだなということを改めて感じました。

 

以前にもピアノの再開についてブログでかかせていただきましたが、

今回は独学か?レッスンか?について私が1年半で感じたことをブログに残そうと思います。

 

 

独学でピアノを再開

私は長男がピアノを習い始めたのをきっかけにピアノを再開しました。

好きな曲を好きな時に弾くのが大人の再開ピアノのいいところだと思います。ただ練習は毎日しました。以前のブログにも書いたように、毎日ピアノを練習するという習慣があたりまえなんだと子供に示したかったからです。

独学はいいですね。どんなに難しい曲に挑戦しようが、時間さえあれば挑戦は自由です。

ただ、目標を持ち始めると、アプローチの仕方の引き出しが少ない分、どうしたらよいのだろう?ということになります。

 

大人のピアノレッスンとは?

いろんな方針の先生がいらっしゃるんですね。

子供のときと同じようにハノンとかツェルニーなどの基礎からみっちりやってくれる先生から好きな曲をやらせくれる先生も(こちらのほうが多いかな)。

子供のときは大人である先生相手に自分の主張をなかなかできるわけでもないし、やはり子供用のカリキュラムみたいなのにそってやるので、練習曲みっちりの先生のほうが多いような気がします。

でもそこは大人ですかね。そもそも先生選びの時点である程度どんな方針か生徒側が判断できますからね。自分の方針とあっている先生を選べるのが大人のピアノレッスンのメリットだと思います。

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ピアノレッスンを受ける

ちなみに私は最初のレッスンで自分のやりたい曲(ショパン 英雄ポロネーズ)を持ち込みました。なんて無謀な奴だと思われたかもしれませんが、そんな素振りは一切見せずに私の技量にあわせて指導してくれました。そして最初のレッスンのときに、レッスンの目標として「きれいな音色をだせるようになりたい」ということをしっかりと伝えていました。そのためレッスンには練習曲としてツェルニー8小節の練習曲をとりいれてくれています。8小節というのが、時間のない大人には助かります。1曲がかなりテーマのしぼられた練習になっているので、短い時間で1ポイントずつ練習できます。

ツェルニーといえば、100番や30番40番50番といったものしか知らなかったので退屈なテクニックの練習というイメージしかありませんでした。「苦」ですね。8小節なので苦になる前に終わります(笑

 

レッスン時間や費用は?

これもSNSでいろんな方のをみているとマチマチですね。

もちろん初心者か上級者かとかによるけど大手だと1回30分で月3回 10000~15000円ぐらいでしょうか?

個人はほんとに幅が広い。時間も1回あたり30分~2時間ぐらいまで幅広いし、月のレッスンも2回~4回(3回ぐらいが多いのかな?)、またはレッスン1回ごとに支払うなど先生によって全然違いますね。

ちなみに私は1回1時間半で4000円でみてもらってます。(結構安いほうな気がする)しかもだいたい1時間半でおわったことがない。長いときは2時間ぐらいになることも。すべて先生のさじ加減です。。。いつもツェルニーだけで1時間近くいってしまう。。。単価の安い生徒で嫌がられてないかな??それを月に1回程度お願いしています。

 

レッスンか独学か?それぞれのメリットとデメリット

ここからはこの1年近く独学、そのあと半年ぐらいレッスンをうけた私の完全な私見です。

【レッスンのメリット】

まず独学よりも上達は当然早くなりますよね。

何か目標があった場合は、やはりそこへの道筋をきちんと示してもらえるのがレッスンのメリットですね。私も大人になってレッスンを再開して、手首の使い方でこんなに音色がかわるんだということを初めて知りました。

独学でもこうなりたいという方向で練習することはできますが、

自分の知らないことを知ることは独学では難しいです。

一つの曲の中でもやはり間違った弾き方をしていてはいつまでたってもそれ以上の向上はなかなか望みにくいです。それを直してもらえるので、きれいな旋律につながっていきます。

あとレッスンまでに「やらなくては」というプレッシャーがある程度あるのも刺激でいいのではないでしょうか?

【独学のメリット】

まずレッスンは時間と費用がかかります。独学だとそれらにとらわれずに自由にできるというメリットがあります。

レッスンのメリットとは逆になりますが、レッスンで十分な恩恵を受けるには常に目標が必要となります。これが正直しんどいなと思うこともあります。当然大人なので、仕事や家事など忙しいこともあります。レッスンにむけて当然練習しなければなりませんが、その濃度が時折々となります。忙しくて密度が薄い時にそこにストレスを感じることもあります。

 

私は半年近くレッスンをうけてきて、最近少しこの部分がストレスになることがあります。

やはり「次のレッスンまでに前回指摘されたことを直していかなくては!」という思いが、プレッシャーに感じてしんどいと思うことがあります。(これがモチベーションの向上につながることもあるので、単にバイオリズム的な問題なのかもしれませんが)

これが増えてくるとレッスンに行くのが嫌になったり、長期であけてしまうことに繋がりかねません。(私は今の所まだ大丈夫ですが)

独学なら自分でペースを落とせばいいだけです。

 

目標が維持できないなら一旦レッスンをあけることも

私はレッスンを受けるにあたって、もし今のような目標を維持できなくなるようならレッスンはしばらくやめて独学に戻そうと思っています。(当面大丈夫だと思いますが。)

ストレスでピアノ自体を弾かなくなってしまうぐらいなら無理する必要はないですね。

そもそも上達しなければならないなんて誰がきめたわけではないんですから。

「ピアノは楽しく弾くもの」これがやはりいちばん大事だと私は思います。