こんにちはソマリカです。
今回はピアノのコピー譜をファイルで製本したのをメモでのこします。
課題曲はベートーヴェンソナタ「ワルトシュタイン」
発表会も終わったので、次何をやるのか?ですが、2022年8月からの挑戦はベートーヴェン ソナタ21番「ワルトシュタイン」第1楽章に挑戦することにしました。
ずっとショパンばかり弾いていたので、今回はベートーヴェンソナタから弾こうと決めていましたが、ぎりぎりまで「テンペスト」と悩みました。
ただ先生からは強く「ワルトシュタイン」をすすめられたので、ちょっと私には難易度高いなぁとは思いましたが、こちらに挑戦することにしました。
ベートーヴェンソナタの楽譜はヘンレ版を用意
楽譜も新しく購入しました。こちらもベートーヴェンソナタをやるならどの楽譜がいいのかを先生に聞いてヘンレ版を用意しました。
アマゾンで5000円近くもするんですよね。
そして到着して驚いたのが、その分厚さ。
「タウンページか!」(今どきの子は知らないか)って叫びたくなるような分厚さでした。
楽譜の持ち運びが大変
これだけ分厚いと持ち運びが大変です。レッスンのたびに持っていくのが大変ですし、東京出張でレンタルスタジオ借りるとき出張の用意の中にこんな分厚い冊子をいれるのか?ってなってしまいます。
そこで今回はコピー譜を使おうと決めました。
そしてなにより原本はきれいなまま残せるので、将来子供が使うときもまっさらな状態で使えますしね。
楽譜のコピーって著作権違反にならない??
まず重要な点です。
そもそも法に反するようなことはやはりやりづらいし、ましてやブログで公開なんてできません。
その点個人で利用する分には問題はありません。
楽譜のコピーに関するQ&A | 楽譜コピー問題協議会(CARS)
ということで、今回は楽譜を購入しており、個人で利用する目的なので、問題はないという認識です。(ちなみに購入した証拠はこちら)
楽譜のコピー譜の作り方
STEP1 楽譜をスキャンする
最初に楽譜をスキャンするのが必要です。
ご自宅にスキャナーがあればいいのですが、それでもきれいにスキャンするのは難しいですね。
そこで便利なのが携帯のアプリです。
私はevernote利用していたので
・Evernote Scannable(IOS、android)
とmicrosoft onenoteと連携が便利な
・Microsoft Lens: PDF Scanner(IOS、android)
を利用しました。(どちらもフリーソフトです)
Evernote Scannableのほうはevernoteと連携してよかったのですが、写真をとったあとほ補正がしにくかったので、mircosoft lensのほうがあとから補正がきくのがいいですね。
こういったアプリを使うメリットは若干写真が歪んでいて台形に写真がとられていたとしてもアプリの自動補正で長方形に補正してくれるところです。
これがないと写真をとるのが非常に大変です。
これらのアプリを使って1ページずつ楽譜の写真をとってスキャンしていきます。
STEP2 楽譜の色味を補正
このままだと写真の色味がページによってすこしずつ異なるので、補正を若干かけました。通常スキャンするとカラーなので白黒化する理由もあるのですが、私はいつも写真の補正はgoogle photoを利用しています。
使おうと思えばphotoshopみたいなプロツールも仕事で使用しているので、使えなくもないですが、面倒なのと、一般向けではないですし、そこまでのクオリティーは不要だろうとおもって、楽しています。
ちなみにやりかたは写真をアップロードしたら編集で「フィルタ」の「ビスタ」を使用しました。これで白・黒のコントラストがはっきりでるので、楽譜が見やすいです。
補正がおわったら1ページずつプリントします。(A4サイズ)
STEP3 製本にはスクラップブックを利用
次に製本ですが、私はコクヨのスクラップブック・スパイラルとじを使用しました。
スクラップブック・スパイラルとじを利用するメリット
・スクラップブックなので、中紙が厚くもなく薄くもなく紙をはるのにちょうどよい。
またサイズもA4のコピーがぴったり(数ミリの余白をもって)はることができる。
・スパイラルとじなので、見開きがしやすい。
注)同じコクヨでもとじこみ式だとページが完全に開かないので、スパイラルとじがよい
・他のスパイラルとじ製品だと背面にスパイラルがでており、ピアノの楽譜たてにあたり、傷をつけてしまうおそれがあるけど、これは外側がおおわれているので、その心配がない。(先生のピアノはスタインウェイのグランドピアノ。傷つけたくない。)また表紙も紙製なので、こちらもピアノにやさしい。
こういった事情があって利用しています。
完成形
中身はぼかさせてもらいますが、こんな感じで良い感じで
もしコピー譜を自分で作成するさいに、どんなふうに作成しようか迷っているかたのお役に少しでもたてたのなら幸いです。