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長男(小1)の兵庫県学生ピアノコンクールへの挑戦の結果

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こんにちはソマリカです。

 

長男の初めての挑戦。私たち夫婦にとっても初めての経験となるピアノコンクールへの挑戦が終わりました。

 

親も子供も初めてのコンクールへの挑戦

子供ももちろん初めてのコンクールでしたが、親である私たち夫婦も子供の時にコンクールにでたことはなかったので、すべてが初めての経験でした。
コンクールにむけての練習はやはり普段の練習とも発表会にむけての練習ともちがい、非常に細かい部分までもとめられるので、当然練習時間も長く、子供の嫌いな部分練習も多く、そもそも子供が練習を嫌になったりなど準備が大変でした。

ミスしないのは当たり前、でもミスしてしまう

先生からも何度もミスしないのが最低条件といわれていましたが、練習段階でも2回に1回ぐらいミスがあるという状態が最後ぎりぎりな感じでした。
ミス0ってほんと大変な作業ですよね。それが最低条件ってやはり全然違うなと思いました。

コンクール前最後の練習

当日の朝。たぶんいままで一番よい出来。
息子は普段集中力が非常に低いというか、こういった緊張感があってようやく集中力があがってきて力がでる。
本番前にはさすがに本人も緊張があったんだと思います。
そのため演奏もしっかりとしていました。
その演奏がこちら。

最後の1ヶ月とくにこの2週間ほどは非常にタッチがしっかりしてきて、よくなってきた。
ただ表現を追求していく時間は最後たりなかったかな。
ここまで仕上がるのに少し時間がかかりすぎてしまった。

コンクール本番 想像以上のまわりのレベル

コンクール本番今回は小1小2の部門だったのですが、まず参加者が想像していたよりも多かった。地元の開催なのに、世の中こんなに多くの子供たちが一生懸命コンクール参加して、それにむけて練習をしているんだと実感しました。

そしてそのレベルの高さ。

発表会だと中には仕上がり切らない子とか本番ミスしてしまう子とかいるけど、コンクールだと全員が全員ほぼノーミス。発表会でいうと15人ぐらい弾いても3人ぐらいはすごく練習していて、レベル高いなって思う子がいるぐらいですけど、それがほぼ全員って。
正直半分ぐらいはミスしたり、しあがっていなかったりで、参加者の残り半分ぐらいが競争相手かな?などと楽観的に考えていましたが、恥ずかしい。
それは息子本人も非常に感じたみたい。

いざ息子の本番

そして本番演奏。
非常によかった。ただ最後の最後で間違えてしまった。。。
それ以外はたぶん過去一番上手に弾けていたと思う。
あいかわらず本番に強いと思う一方、やはり10回弾いて10回ミスなく弾けるぐらいにしあげなくてはいけないんだなぁと痛感。

戻ってきた息子の第一声

「今の練習?」

 

本人もわかっていたみたい。
練習であってほしかったんだろうな。
終わってから非常に落ち込んでいた。
親としては「結果はまだでてないから、どうかわからないよ」と励ますぐらいしかなく。

子供のすごくがんばったから結果が欲しいという気落ちがすごくよくわかるので、親としても切ない。小学校1年生の子供にはこの競争の中に放り込むのは精神的に非常にストレスの高いことだったんだなぁと親としては参加してよかったのかなぁとも思う。

そして結果発表

親としても励ましているから、最後まで望みをすてずに、発表を待ちました。
演奏番号だけが発表されますが、金賞・銀賞・銅賞どれにも番号がありません。
その結果をみた息子はやはり非常にがっかりして掲示板の前から戻ってきました。
やむえないと思います。
おそらくミスがなくても難しかったと思う。
それでもすごく本人はミスしたことを悔やんでました。
自分への怒りを父親である私への怒りに変えて、私を責め立てることでなんとか精神的な負荷を緩和していました。

そんな姿を見るのも親としてはつらい。
一方で今まで誰かと競争して、勝つとか負けるとかにあまり気にもとめていなかった子供がこんなに悔しい思いをみせることに子供の成長を感じて嬉しいような気持ちもあります。親の歪んだ愛情ですね。

コンクールを終わって

さいわいそんなにひきずることもなく、その日のうちにはだいぶ立ち直っていましたが、結果を先生に報告すると次のコンクールをすすめられることに。
私たち夫婦はあまりに今回しんどかったので、もうこりごりだとおもったのですが、息子もしばらく嫌だというかと思ったら、本人なぜかリベンジすると言い出すし。

「えっ!?まじですか?」

 

まだどうするか決めていませんが、状況がかわったらまたブログで報告します。

 

それにしても、本当にコンクール大変だった。
そして息子くん

 

おつかれま!!