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ピアノコンクールに小学校低学年で挑戦するメリットとデメリット。初挑戦してきづいたこと

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こんにちはソマリカです。
おおよそ半年にわたった息子のピアノコンクールへの挑戦が終わりました。
親である私も妻も自分たちが子供のときにコンクールにでたことがなかったので、全くの初めての経験でした。
そこできづいた子供にコンクールに参加させるメリットやデメリットについて書こうと思います。

ピアノコンクールに小学校低学年で挑戦

高学年や大人の場合はまた違う部分もあるし、共通する部分もあるかもしれませんが、私達家族が実際に挑戦して感じたことをかいていこうと思います。
息子は小学校1年(6歳)ピアノ歴2年です。
ピアノの練習は毎日欠かさずにやっています。
ピアノは好きですが、ただ時間があったらピアノをさわっているようなほどの執着はありません。
それでも先生からだされる課題は毎日きちんと練習して、次のレッスンまでにはきちんと仕上げていきます。普段の練習時間は1日20分~30分ていうところですかね。

そんな息子が兵庫県学生ピアノコンクールとブルグミュラーコンクールに挑戦しました。

挑戦の最初の頃はあまり普段の練習と変わらなかったけれど、本番が近くなっていくと徐々に変化していきました。先生も親もそして本人も徐々にエンジンがかかっていったような感じです。

コンクールへの挑戦のメリット

実際にコンクールに挑戦する前と後での変化もふまえてどんなメリットがあったkというと

曲の完成度がレッスンや発表会とは比較にならないほどあがる

まず最初はこれです。発表会も2度参加しましたが、その完成度とはまるで違います。
発表会は間違えずに弾けるかな?ぐらいまでしか到達できませんでしたが、コンクールに挑戦すると間違えないのは当たりまえ。表現の追求にはいっていきます。
そして音のだしかたもこだわりだします。
これによって今までのレッスンでは到達できないような完成度まで到達しました。
これが一番のメリットだと思います。

なにかに集中して取り組むことを経験できる

最後の方は普段20~30分ぐらいしか練習しない子供が、2時間近く毎日練習して取り組みました。当然泣いたり、怒ったりも含めてですが、そのぐらい一つのことに集中して取り組まなければなりません。
これは小学校の低学年ではなかなか経験できないことだと思います。
ですが、将来かならずこの経験はあらゆる方面でいきると思います。

だれかと競い合う経験ができる

なかなか最近はまわりと競い合う機会が特に幼い子どもの環境では少ないと思います。
そんななか自分自信だけではなく、他者との比較をされるという経験は大きな糧になると思います。社会にでたら競い合わなければいけないのだから。。。

ピアノに取り組む姿勢がかわる

上の集中してとりくむことからの派生ですが、そりゃあこれだけ毎日集中して取り組んでいたら終わったあとの取り組む姿勢も違いますよね。
先生のいうこともよく聴くようになったし、普段の練習の集中力もあがっているような気がします。

コンクールで上位入賞を果たすことで自身がつく

これはあとでデメリットと裏腹な部分でもありますが、もし上位で入賞すると、「がんばればいいことがある」という自身に繋がります。
我が家は残念ながら今回はダメでしたが。
でも実際に結果を残した子供は自己肯定感も高まるでしょうし、非常にいい循環になると思います。

コンクール挑戦のデメリット

メリット多い中一方でデメリットも感じています。

親子共々心身がつかれきる

小学校低学年だとどうしても親のサポートが必須です。
子供だけではなかなか大変だと思います。
そうなると親子で疲弊しきります。
当然過程で喧嘩や言い争いになることも多々あります。
そこで、ピアノが嫌いになってしまうかもしれません。
そうなったら一番悪い結果になってしまいます。

そういう意味でも、我が家もそうでしたが、初めて挑戦されるご家庭は覚悟が必要だと思います。

頑張っても結果が残せないかもしれない

当然相手がいる競争です。頑張ったのはお互い様。がんばったから結果がでるとはかぎりません。そこで精神的に大きな負担がのこる可能性があります。
我が家も残念ながら結果は残せませんでした。特に最初の兵庫県学生ピアノコンクールでは、ミスをしてしまって、息子も非常に悔しい思いをしました。
ブルグミュラーコンクールでは本人としては完璧に弾ききったけれど、結果はだめでした。これもすごく落ち込んでいました。ただまだ完璧に弾ききってだめだったほうがうちの子はよかったようです。
このように人の性格によってもかわりますが、結果がでないときはそれなりに負担が大きいです。そのストレスをまだ小さい時期から経験させるほうがいいのか?という疑問が残ります。

普段のテキストがすすまない

コンクールの期間は普段のテキストはお休みでした。そのため半年近く進んでいません。
それが得か損か?難しいところです。
初見の譜読みというのを半年近くやっていないので、譜読み力がほぼあがっていないと思います。このへんがコンクール終わって取り戻さないとなぁと思うところです。

 

来年も挑戦させるか?

本人もしばらくは挑戦はしないと言っています。よほど疲れたのでしょう。
でも2年生になるまではといっています。ということはきっと2年生になったらまた挑戦するということかな??

親はというと。。。今はやりたくない!と思ってしまっています。
そのぐらい疲れました。(私よりも妻がですが)

でもきっと1年たつとまた本人が挑戦したいっていいだしたら一緒に挑戦しているような気がします。
それはメリット・デメリットを書きましたが、それでも挑戦させてよかったなと思っているからです。

また来年挑戦したら新しいブログに残そうと思います。