こんにちはソマリカです。
先日も書いたように現在小学1年の長男がピアノコンクールにむけて毎日練習をがんばっています。
コンクールに挑戦することを決めて、課題曲の練習を開始して3ヶ月近くたちましたが、正直私も妻も自分がコンクールにでたことがなかったので、コンクールがいったいどういうものなのか理解できていませんでした。まだ本番まで1ヶ月ですが、現時点でおもったことを残そうと思います。
- ピアノコンクールの課題曲の難易度
- コンクールにむけて本格的な練習開始
- 子供本人の意識の問題
- 壁にぶつかる
- ノーミスで弾けるように練習する
- レッスンに親が付き添って理解してあげる
- ピアノコンクールに参加する覚悟が足りていなかった?
ピアノコンクールの課題曲の難易度
コンクールによると思いますが、課題曲を最初にわたされたのは、今年の3月終わり頃。正直直後に控えていた発表会のほうがはるかに長く・難しい曲でこんな簡単そうにみえる曲がコンクールの課題曲なんだという印象を持っていました。
最初は発表会もあったので、コンクールの課題曲は譜読みぐらいでとどめていました。それでもあまり譜読みの得意でない息子でも自分で譜読みがが2・3日でよめるほど難しいということはありませんでした。
まぁその時点ではまだコンクールは4ヶ月も5ヶ月も先出しゆっくりでいいかなと本人も私達両親も思っていました。
コンクールにむけて本格的な練習開始
発表会が終わると本格的な練習が開始しました。
ひたすら部分練習ですね。かなり指の使い方とかこまかく指導されていました。
確かにいままでにはないようないい音色がでるように変化していったので、コンクールに挑戦させてよかったなぁと妻と2人で話あっていました。
今考えるとこのときが一番幸せな時間でしたね。
物事がすごく順調にすすんでいるように感じていたので。
子供本人の意識の問題
基本的うちの子はピアノの練習が好きではありません。
だから練習回数だけひととおりノルマが終わったらそのあとは一切練習しないし、ちょっと苦手部分があるなと私達が思って、やり直しさせると機嫌がわるくなってなかなかすすみません。
また練習も1回1回の間に無駄に時間がすぎます。
椅子にたおれこんだり、もう一度弾いての親の言葉に文句ばかり言ったり。
好きなゲームならいくらでも集中してできるのに、なぜピアノの練習は集中できなんだ!!って思ってしまいます。
それでも毎日の練習はかかさずやっていました。
でもそれだけでは難しい時期がやってきました。
壁にぶつかる
そんな感じなので、練習はしているものの、少し成長しにくい時期がやってきます。
また私も妻もまだ緊張感がたりていないのか、6月の頭はまだ残り2ヶ月もあるなぁなんんて悠長に思ってました。
その時点ですでに3ヶ月近く課題曲にとりくんでいるのに、一度も間違えずに弾くことができないことに、最初に先生が焦りだしました。
コンクールでは最低限間違えずに弾くこと。そのうえでの表現だと説明されました。
ノーミスで弾けるように練習する
それからは少し家での練習のギアをあげようということになりました。
しかし子供はあいかわらずのんびり。
本人は「間違えずに弾くことなんて無理」の1点ばり。
しまいには間違えずに3回連続ひくまで練習を。というルールができました。
ここからが大変です。
毎日毎日泣きながらの練習。
30秒の曲なのに、練習1回1回の間に言い争いを挟むから、毎日1時間以上の練習。
私達夫婦もいい加減に言い続けるのもしんどいし、ついつい声も荒らげてしまうし。
最初は息子vs.私or妻 の言い争いだったのが、徐々に私vs.妻の夫婦喧嘩に発展します。
うんざりしますね。
たかが子供の習い事です。
しかも将来ピアニストを目指しているわけでもないし、全員がなぜこんなしんどい思いをピアノにしているんだろうという話になります。
こんなこと続けていたら確実にピアノが嫌いになりますよね。
レッスンに親が付き添って理解してあげる
もうひとつ問題があります。
それはレッスンで言われたことをまだ子供が自分だけで理解できないという問題があります。そのためレッスンに親が付き添って先生の指導を親も一緒になって汲み取ってあげて普段の練習につなげていかないといけないという負担もあります。
ピアノコンクールに参加する覚悟が足りていなかった?
そういうことなのかもしれません。
最初は記念受験みたいな気持ちで参加させました。
でも先生は非常に熱心に指導してくれます。
当事者である本人や我々両親が記念受験みたいな気持ちじゃ非常に失礼ですよね。
真剣にコンクールに取り組むということがこんなに大変だとは思っていませんでした。
発表会の何倍も苦しい。
でも親の私達も息子に感心させれられるところは、そんな状態にあっても
「ピアノやめる?」「コンクールでるのやめる?」
ときいても絶対にやめないというところです。
練習で苦しくて泣いてても、それは変わりません。
これはやはり一つの才能だなって思いました。
ただ、泣きながらも必死で練習するかいあって最近はまた一つ壁を乗り越えつつあるように思います。
まだまだとても上手とはいいきれませんが、あと1ヶ月と少し最後まで親子で乗り越えたいと思います。
まだ現時点ではコンクールに参加させたことが本当によかったのかどうか私も自信をもっていえませんが、全てが終わったときにどう感じているのかそれもまた記録として残そうと思います。
終わったら少しのんびりさせてあげよう。
それまであと少しがんばろう!!