こんにちはソマリカです。
東大生の二人に一人はピアノを習っていたんですって。親としてはピアノと学力には関係があるのか?気になりますよね。そういうのどうしても調べたくなってしまいますよね。
東大生の二人に一人がピアノを習っていた
2021年の調査で東大生302名の調査結果として東大生が乳幼児~小学生のときに習っていた習い事TOP5がでていました。
- スイミング 59%
- ピアノ 45%
- 英語・英会話 39%
- 進学塾 34%
- 通信教育 31%
インタースペース社調査:
興味深いですよね。小学生までなので、中学受験とか考えると進学塾がもっと上でもいいように思いますが。34%というのは意外です。
そしてピアノを45%がならっていたというのは別の調査で一般的な習い事では小学生の音楽をならっている割合が13%ぐらいだという調査と比べると3倍以上と異常に高いですね。3倍以上ときくと強い相関関係がありそうですよね。
小学生の習い事ランキングはこちらでも調査しました。
ピアノで賢くなるのか?
ピアノを習って学力があがるとしたら次のようなことがよく言われています。
- 毎日コツコツ練習するという習慣が勉強になってもいきている
- 楽譜を目でおいながら両手の指を別々に動かすという動作が脳を非常に活性化させている
- 発表会などの経験で本番に強いメンタルを手に入れられる
これらは私もそう思います。だからこどもにも習わせたいなとおもった理由でもあります。まぁ一番はピアノが弾けると大人になってからでも楽しいよっていうのですけど。
年収と習い事の関係からみる東大生の習い事ランキング
たしかにピアノ自体が脳の活性につながって学力が向上するのもわかります。でももう少し調べてみると年収と習い事の相関関係というのもみえてきました。
親の年収と習い事
これをみると年収が高い家庭ほど習い事をたくさんならわせているのがわかります。
例えば学習塾は年収500万未満の家庭比べると1000万以上で1.5倍くらいの家庭が習わせてますが、ピアノについては2倍くらいになっていてこれってやはり経済的に余裕がある程度ないとピアノを習わせにくいということなんではないかと。
そりゃあピアノ(電子・アコースティックとわず)を購入したりとか、ピアノの置き場所を確保できるような家であることを考えると年収によって習わせる家庭が多くなるのは納得できますね。
東大生の親の年収は?
東大の学生生活実態調査というのがHPで公開されてました。
この報告書のうしろのほうに世帯年収について記載がありました。
これによると年収950万以上の世帯が全体の53%ですね。2020年度は若干下がっていますが、2018年度2019年度は60%以上が年収950万世帯です。
つまり親の年収と東大生にはかなり強い相関(因果関係)がありそうです。
ピアノの習い事と東大生との相関には年収も関係していそう
つまり単純に一般にくらべて東大生のピアノ学習者が3倍以上いるというのも、これら年収と習い事のランキングや東大生の親の世帯年収のグラフとを考えると2倍ぐらいまでは年収の影響なんじゃないかと推測できます。
それにしてもまだ年収による影響を差し引いてもピアノを習っていたという相関が1.5倍ぐらいまだ強そうに見えますが、調査の精度などをを考えると、ピアノによって学力が向上しているという因果関係があるとまで言えるかどうかは微妙な気もしますが、ピアノと学力の間にはある程度の相関関係ぐらいはありそうにも思えます。
なんとなく世間でいわれている東大生の二人に一人がというニュースが気になったので、調べてみて結局「親の年収かよ!」といいたくもなってしまいますが、何が本当なのかはわかりませんし、すべては統計でしかありません。
個人個人は別なので、やはり各家庭で納得のいく進め方が一番いいように思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。