こんにちはソマリカです。
私は毎日のピアノの練習動画をtwitterに投稿しています。
それはもちろん同じ練習風景を投稿されている方々とつながることで、みなさんの頑張る姿をみて自分もがんばらなくてはとはげまされますし、過去の記録として振り返ることもできますし、毎日投稿しなくてはと思うと練習も続きます。便利ですね。
ただtwitterにはいくつか不満のある点もあります。
そんな中最近facebookやInstgramで有名なMetaのサービスでThreadsというSNSを使い始めたのでちょっとその感想を含めて記事にしようと思います。
- Threadsとは
- ピアノ練習動画投稿でのThreadsがTwitterに比べて向いている理由
- どの動画共有サイトがJASRACと包括契約をしているのか?
- Threadsでは自分の演奏動画をアップロードしても著作権の心配はない
Threadsとは
Instagramが画像やショート動画を中心としたSNSだとするとThreadsは文字を中心としたSNSです。その点ではTwitterと似ているSNSですね。まだまだサービスも開始したばかりで、未実装な機能もあるみたいです。機能面だけで評価するにはまだまだ早い感じですね。
ピアノ練習動画投稿でのThreadsがTwitterに比べて向いている理由
すでにいくつかまとめられていますが、簡単に二つを比較してみました。(twitterは無料ユーザー ’23 7/11現在)
1:投稿文字数
twitter140文字に対してThreads500文字
いつも練習動画を投稿するときに一言加えようと思うと、140文字だと少し足りない気がしたので、500文字というのはいいですね
2:投稿動画の長さ
twitter2分20秒に対してThreadsは5分
1曲投稿するなら5分だとだいぶ幅広がりますね。2分20秒だと1曲おさまらないことおおいので。ただフォローしてくれている人が5分の動画をのぞんでいるのかというとたぶんそれならyoutubeのほうが見やすいんじゃないかな?とはいえ長い方が扱いやすいですね。
3:著作権の権利処理
これが私としては一番大きな違いだと思います。音楽にはもちろん作曲者に著作権があります。たとえ自分で演奏していたとしても権利が問題ないということにはなりません。
一般的に作曲者が死後70年たつと著作物である曲はパブリックドメインとよばれ、自由に使用することができます。そのためクラシック音楽を自分で演奏する分には通常著作権を気にする必要はありません。
逆にいうと最近の曲(ポップスとかJAZZとか近代音楽とか)は著作権が作者にあるため勝手に演奏した動画をアップロードすると著作権違反となります。
ただこれもきちんと権利処理すれば問題ありません。
そして一部のSNSではこの権利処理を包括でしてくれています。
詳しくは以前書いたブログでも書いていますので、こちらをご覧ください
youtubeとかはこのJASRACとの包括契約によってJPOPの演奏動画には問題ありません。
どの動画共有サイトがJASRACと包括契約をしているのか?
それはこちらのサイトに掲載されています。
この中にYouTubeやInstagramなどがはいっていることがわかるかと思います。
つまりYouTubeやInstagramで自分の演奏動画を掲載しても問題ありません。
そして注目すべきはこの中にThreadsがあるということです。
一方でTwitterはありません。
Threadsでは自分の演奏動画をアップロードしても著作権の心配はない
ということになります。一方でTwitterでJPOPなどの演奏動画をあげることはご自身がJASRACと個人契約をしていないと著作権に違反している可能性が高くなります。
ただしこれには注意点があります。
あくまでもJASRACが管理している楽曲のみです。
JASRAC管轄外の曲は別途権利処理が必要になりますのでご注意ください。
またそれ以外にも広告目的だったり個人以外の利用だったりすると別途処理が必要になるので、そのあたりも注意が必要となります。
いかがでしょうか?
もちろんまだまだThreadsにはハッシュタグも検索もないし、タイムラインはフォロー外の投稿ばかりとありますが、そのあたりはすでに対応予定とMetaは公表していますので、じきに解決するんだろうと思います。
私自身はほとんどクラシックしか弾かないのであまり影響はないかもしれませんが、JPOPなどを弾かれるかたの参考になれば幸いです。